2018年1月15日月曜日

滋賀・大津~厄除けの旅~

昭和62年生まれの私にとって、2018年は厄年の始まり(前厄)だ。
厄払いは節分までにすると良いという事を知った私は、
年明けの旅行の計画が上がった時に、厄除けを旅の目的に設定した。

ちなみに私は、信仰や占いといった類のものにはあまり熱心でない。
初詣も近場に神社やお寺があるからイベント的に行っていたが
18歳からの厄年の時には何もせずに過ごした。
占いも、よければ信じるといった大変都合のいい付き合い方しかしない。

だが、女性は30代に入ると体の変化が始まるという事が医学的にも言われていて
厄年が二回ある事もあながち無関係ではない、という話を聞いてから
それまでよりは意識をするようになった。
昨年から今年にかけて自分自身に色々な変化が起きた事もあり、
人生初の厄除けを決めた。

やるというからには調べだす性分だ。
「神社属性サーチ」なるサイトで、自分の属性を診断して、相性が良い神社を調べた。
ここでは、生年月日を入れる事で空・地・水・火・風のどれかに自分を分類してくれる。
神社やお寺などの場所にもそれぞれ属性があり、相性の良し悪しがあるとのこと。
自分の属性を知る事で、おのずと相性が悪い神社もわかるのだが、
今までに行ったことが無い所であれば有名な場所でも「行かなくていいか」となり、
行った時に嫌な思い出があると「相性が悪いからだったのか」と納得したりする。
私って単純だなぁ。

私が厄除けとして選んだのは、滋賀県大津市の日吉大社。
こちらに決定した過程も話すと長くなるのだが、
自分と相性が良く、世界遺産の比叡山延暦寺に行きたい→近くにあるロテルド比叡に泊まりたい→延暦寺では厄除けをやってなさそう(HPでわからない)→ロテルド比叡で日吉大社の厄除けアクティビティをやっている→それなら日吉大社に行ってみよう!→ロテルド比叡のアクティビティは年始はやっていない(!)→それなら自分で行こう!
という流れである。
という訳で、結局私は自分で(レンタカーを運転して)日吉大社に行った。

そんなわけで赴いた日吉大社。(我ながら前置きが長い)

とても広く、明るい印象の神社だった。

ちなみに、受付でもらえるマップもイラストも可愛い。
こんな風にわかりやすいと、歩いてみようと思える。

祈祷をしてもらえる西本宮に向かい、受付をおこなう。
「厄払いの祈祷をお願いしたいです」と伝えると、すぐに受付用紙を渡された。
個人情報の隣にお願い事に丸をする欄があり、
私は予定していた「前厄」と半ば勢いで「子授け」に、夫は「身体健康」に丸をした。
ちなみに、日吉大社の場合は一つのお願いにつきご祈祷料は5,000円。
受付時に子授けの追加を決めた私の祈祷料は10,000円…
すぐにお金に計算してしまう自分の小ささを感じる。

待合所に案内されたが、平日の昼間という事もあり10分ほど待つとすぐに案内された。
私たち夫婦ともう1組の家族の合計2組の参加だったこともあり、ご祈祷も15分ほど。
頭を垂れてお祓いをしてもらう経験は初めてで、新鮮で気持ちが洗われる心地がした。
夫は「イイ気が流れている」と良くわからない事を言っていた。

この中で祈祷をした。ストーブ完備で温かかった。

最後にお札やお守りなどが入ったおさがり(紙袋)を貰ってご祈祷は無事に終了。
袋の中には受付で選択したお願い事に合わせて、お守りやおみくじなども入っていた。
私たちはこれに気付かず、同じおみくじを自ら引いて帰り、
自宅で気付いて「せめて違う種類のおみくじにすればよかったね」となった。
同じお金を払うならいろんなものを試したいと思う考えがやっぱり小さいなぁ。

入っていた絵馬に改めてお願い事を書き、神社に収めてきた。
写真は撮らなかったが、日吉大社にはサルの顔の形の絵馬もあった。

15,000円分のおさがり。自宅に帰ってからの説明書きも入っていた。

自宅に帰ってからも、祈祷札を飾ったり、清め砂をまいたり。
こういう信仰深い行いをすると、ちゃんとした大人になった気がして気持ち良い。

日吉大社で同じ時間帯に祈祷をしたのは、お子様連れのご家族だった。
小さい頃からご祈祷とか、神仏の行事に参加するって大事な事だな、と思った。

スポーツ少年が沢山。クラブの年明けのお参りだろうか。ちゃんとしてるな

30代は厄年が2回ある事もあるが、これからも積極的に行っていきたいなと思う。
とてもいい、初ご祈祷だった。

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